本日はローライフレックスのお話。昨年末、M10Mと共に手放したローライフレックス(⇒参考記事)ですが、8カ月の空白期間を挟んで買い直しました。レンズが小さく暗くなって新登場、仲間に加わったローライフレックス3.5Fをどうぞ温かくお迎えくださいパチパチパチ
ローライフレックス3.5Fがやってきた
ハイ、という訳でやってきました、ローライフレックス3.5F。購入はいつもココでしか買わないアカサカカメラさんです。
3.5Fもとても綺麗だ
4年前(2020年)の中古カメラ市で2.8Fを買ったときもアカサカカメラさんで、そもそもフィルムカメラにハマるきっかけとなったのもアカサカカメラさん。出たり入ったりしながらも、カレコレ15年以上、20年近くお世話になっております。
今回のローライフレックスももちろんアカサカカメラさんで、在庫があるか電話で確認したところ「あります。けど・・・」と含みのあるお返事。在庫あるなら全然OK。よっぽど状態が悪いようだったら検討することにして、取り敢えずお店に行ってみました。
そうして出てきたのがコチラのローライフレックス。「けど・・・」と言い淀んだ理由が分からないくらい、状態は良好に見えます。レンズもキレイで文句なし。毎日カバンに入れて毎日持ち歩き、日常的に酷使するタイプなので、逆にキレイ過ぎて躊躇い戸惑うほど。迷わず即決で連れて帰ることになりました。
ローライフレックス3.5Fの試写
ローライフレックスではお馴染みながら、使うのは初めてな革ケースが付いて、これは雑に扱う僕にはありがたいプロテクション。上下の保護フィルターとフード、さらにはディフューザーもセットにしていただき、すぐに実戦投入できるではありませんか。
ローライフレックス3.5Fを早速に実戦投入
書き忘れましたが、この度購入したローライフレックス3.5Fはレンズがプラナーで、先代の2.8Fと同じです。クセノタールがほしかった(⇒参考記事)というのはありますが、レンズの違いなど判らぬ僕には問題なしです。んで、早速にローライフレックス3.5Fで試写してみたところ!!
むむ、これはまず第一にシャッター、レンズ共に問題ナッシング! むしろ、2.8Fのプラナーよりもスッキリシャッキリ、線は相変わらず繊細で細くて素晴らしいではありませんか!?
さらに特筆すべきはシャッター音の静かさと反動の少なさ。2.8Fはレンズシャッターの割にはシャッター音が大きく、反動もあって驚いたものでした。
3.5Fは、2.8Fと同じ感覚でシャッターボタンを押すと勢い余って手振れするほど。音は驚くほど静かだし、シャッターが切れる際の衝撃もないしで、ほぇぇ、ほんの少しのレンズの大きさにもかかわらず、ここまでシャッターフィールが異なるとは知らなんだ(◎_◎;)
最初の1枚目が多重露光になるのはナゼだろう?
室内でも、真夏のドピーカンの屋外でも、レンズは非常に良好で、露出計もしっかりバッチリ機能していて、今回も素晴らしくもありがたいお買い物でした。画角も期待通り広くなって、2.8Fで感じていた窮屈さが解消できて万々歳。3.5F、大切に使うぞ!
とは思いつつ、気になる点がただ1つ。これは前回の2.8Fのときもそうだったのですが、今回の3.5Fでも発生した現象。フィルム装填して巻き上げて1枚目を撮ると、どういう訳か2枚目に巻き上げできず多重露光になってしまう問題がこの3.5Fでもありました。
どういう理由で1枚目・多重露光の問題が発生するのか、前回の2.8Fのときから解明できず。3.5Fでも同じように発生するということは僕のフィルム装填または巻き上げ方法に問題があるのかしらん・・・。
前回の2.8Fはオーバーホールしたら解決しましたで、今回の3.5Fもどこかタイミングを見て(しっかり酷使しまくったら)オーバーホールに出してみますかね。1枚目から2枚目に巻き上げができなくなった場合はレンズキャップをすればギリ多重露光を回避できますで、ココは上手に乗り切っていきたいところです。
何はともあれ、念願だったローライフレックスの3.5Fが良い状態で見つかったのは嬉しい限り。2.8Fとはまったく違った使い心地で、こりゃぁこの夏、秋、冬の旅行が楽しみだ。今から旅行の計画が捗ります。ローライフレックス片手に今年はどこへ行こうかな(^ω^)
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