何でもかんでも値上がり値上がりで、それなのに給料は上がらなくて、もうシンドイ、ほんとシンドイ!! そんな値上がりインフレ生活に、実は一番慣れているのがフィルムカメラユーザーかもしれません。あぁ、フィルム高いなぁ。。。もっと安くならないかなぁ。。。長巻始めよ。。。
フィルムのコストを少しでも下げるために長巻を
フィルム1本、だいたい1000円でしょうか? ほんの少し前、と言っても僕が知っているのは20年近く前ですが、Tri-Xが300円台で買えたのが夢のよう。それでも当時は高いと思ったものでした(;^_^A
少しでもフィルム代を安くしたいワタシに長巻100フィートはどうでしょう?
1本単体で買うとランチ代を超えてしまうかもしれないフィルム。写真下手なのにムダ写ちできないって、下手に磨きがかかるようなもの。できるだけ多く、バカスカシャッター切って、数打てば当たるをしたいものです。
そんな願いをかなえてくれるのが長巻フィルム。この缶の中に100フィート、約30mのフィルムがむき出しで入ってまして、それをフィルムローダーでチマチマパトローネに詰めていくと、だいたい18~19本、頑張れば20本ほどになります。
金額に換算すると、↑のフォマパン400長巻が1缶10,400円也@かわうそ商店(2022年11月時点)。10,400円を18本で割りますと・・・おぉ、577.777円! ラッキーセブンではありませんか(゚∀゚)
長巻フィルム生活に戻ります
という訳で、35mmフィルムは長巻フィルムに戻ります。120フィルムはどうにもできないので、せめてライカ判はバカスカ消費したい。
フィルムローダーが発掘されました
なんで突然長巻フィルム? その理由は引き出しの奥からフィルムローダーが発掘されたから。これまた20年近く前の代物です。無事機能するのだろうか(・_・;)
フィルムローダーの使い方、覚えているかな?
長巻フィルムをゲットして、フィルムローダーもあって、問題はココから。どうやって使うんだっけ・・・(-_-;)
激しくやり方を忘れてしまって、説明書を睨んだり、YouTube動画を確認したりして、長巻フィルムのセットアップを勉強。ほうほう、ダークバッグが必要なのですな、そんなことも忘れていました(;^_^A
何とかフィルムローダーに長巻フィルムを取り込めた
実際のところ、方法は非常にシンプルで、長巻フィルムをフィルムローダーの巻取り口に通すだけなのです。難しいのは、その作業をダークバッグに手を突っ込んで、何も見えない状態でやらないといけないことくらい。
という訳で、格闘すること10分ほど。何とか長巻フィルムをセットして巻取り口にフィルムを出すことができました。
自分でフィルムを込める作業が好きだった
ここからフィルムをパトローネに詰め替える作業。ことことフィルムローダーを回しながら、1本1本フィルムを詰めていく作業はとても地味。
なんですが、この作業が非常に非常に楽しい。戦地に赴く前の弾込め、ではありませんが、なんかこう、精神が研ぎ澄まされる感じがします。このときばかりは酒を飲まない、酔っ払って失敗したくないですから(;^_^A
Fomapan 400長巻フィルム、最初の1枚
無事、長巻フィルムをパトローネに詰め込んで、ではでは早速に試写! 書き忘れましたが、Fomapan 400、実は初めて使うフィルムです。200がとても良かったので、より高感度な400を試してみたかったのねん。
Fomapan 400、凄いな(◎_◎;)!
現像してスキャンした写真がコチラ! おおぉぅ、Fomapan 400、凄いな(◎_◎;)!! 素晴らしいコントラストとシャープネスで、愛しの黒猫氏の存在感が凄い!!
このフィルム、Fomapan400はいい、いいぞ!? HP5 Plusにはなかった主張の強さを感じて、1発目から好印象。これから長巻を使い切ってみて、Fomapan400のファーストインプレッションがどう変わるのか、これは楽しみになってきました。
問題は、Fomapan 400に限らず、長巻フィルムがそうそう簡単に手に入らないことですな(;^_^A 在庫あったら即買う、を心がけないといけません。。。
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