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ライカで寄れるって素晴らしい。DR Summicron 1:2/50mm

DRズミクロンがやってきた
DRズミクロンがやってきた

黒猫の撮影に思いのほかローライの接写レンズ「ローライナー」が重宝しており、ぜひともフィルムライカでも近接撮影したいと思うようになった今日この頃。せっかくなので、ライカの基本にして王道と言われるズミクロンで接写に挑戦してみることにしました。

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ずっしり重い工芸品「DRズミクロン」

思い立ったが吉日。めでたいことは何もなかったけれど、手元にやってきたDRズミクロン。おぉ、鉛のような重さです。

1958年製のDRズミクロンがやってきた

1958年製のDRズミクロン
1958年製のDRズミクロン

届いたDRズミクロンをワクワクしながら開封の儀。期待以上にきれいな外観でひと安心。レンズの状態も素人目には何ら問題なさそうに見えます。

モノの本やネット情報によると、このDRズミクロンは1958年製だそう。手持ちのM3が59年製なので、ほぼほぼ同い年。60年以上の歳月を経て、この日本で再び相まみえるとは何とも感慨深い限りです。

DRズミクロンの仕組み

ところでDRズミクロンってどうやって近接撮影と通常撮影を切り替えてるんですかね? 手に入れる今の今まで仕組みを知りませんでした。

ヘリコイドを引っ張り出して切り替えるのか

DRズミクロンの近接撮影と通常撮影の切り替え方法
DRズミクロンの近接撮影と通常撮影の切り替え方法

届いたばかりのレンズをワシャワシャM3に取り付けて切り替え方法を確認。なるほど、ヘリコイドを引っ張り出して近接撮影と通常撮影を切り替えてるのね。

②が近接撮影で、③が通常撮影。メガネ装着部分の丸ポッチを押し込みヘリコイドの回転開始位置を近接撮影側にずらすことで近接撮影できるようになる、まぁえらく手の込んだ仕組みです。

なるほど、これはレンズ自体が重くなるはずだわい。DRズミクロンをつけるとM3がコウベを垂れますですな。

寄れる、ライカで寄れるぞ!

新しいレンズが届いたら、そりゃぁもう試写しますよ、試写試写! 早速にDRズミクロンを使ってみたところ・・・

ライカでこんなに寄れるとは、寄れるとは!!

DRズミクロンのファーストショット|Leica M3 + DR Summicron 1:2/50mm + ILFORD HP5 PLUS
DRズミクロンのファーストショット|Leica M3 + DR Summicron 1:2/50mm + ILFORD HP5 PLUS

こちらDRズミクロンのファーストショット! 最短48cm付近での撮影です。おぉぉ、ピントが、ピントが合っている(感動w

ライカで寄れるって素晴らしい|Leica M3 + DR Summicron 1:2/50mm + ILFORD HP5 PLUS
ライカで寄れるって素晴らしい|Leica M3 + DR Summicron 1:2/50mm + ILFORD HP5 PLUS

これまで近接撮影は接写フィルターを使っていて、フィルムライカだとどうしてもピント合わせることができなかったのです。その悩みともがき苦しみがDRズミクロンで一挙に解決(゚∀゚)!

ピントが合うって素晴らしい。これは急いで黒猫氏の近接撮影にも挑戦してみなくては!!

DRズミクロンによる黒猫ファーストショット

仕事をほったらかして黒猫氏が待つ我が家へゴーホーム! キャットタワーでくつろぐ黒猫氏をDRズミクロンで急襲したところ!!

DRズミクロンでもピント合いませんでした(´_ゝ`)

DRズミクロンによる黒猫氏のファーストショット|Leica M3 + DR Summicron 1:2/50mm + ILFORD HP5 PLUS
DRズミクロンによる黒猫氏のファーストショット|Leica M3 + DR Summicron 1:2/50mm + ILFORD HP5 PLUS

めちゃくちゃピント外してるやないかいwww これがDRズミクロンによる黒猫氏のファーストショットでありました。

近接撮影、難しいなw

でも、これで黒猫氏をアップできるようになりますで、う~ん、楽しみ楽しみ♪ あとは撮影スキルを磨くだけだなw

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