ローライフレックスで四苦八苦しながら再開したフィルム生活。今回は新しいフィルム「CatLABS X FILM 80」を使ってみました。
CatLABS X FILM 80とは?
中古カメラ市で見かけて、パッケージの可愛らしさだけで買ってしまったこのフィルム。CatLABS X FILM 80とはどんなフィルムなのでしょう?
アメリカ育ちの低感度微粒子フィルム
ググったところ、すぐに出てきました。CatLABS X FILM 80はCatLABSというアメリカの会社が手掛けるデイライトフィルムだそう。
銀を豊富に含む伝統的な微粒子フィルムで、コダックの「Panatomic-X」をオマージュしたユニークな描写のようです。
ちなみに、CatLABS X FILM 80はアマゾンでは驚愕の1本1700円(◎_◎;)! かわうそ商店だと1本980円で購入できて、グッとリーズナブルになります(自分も、中古カメラ市でかわうそ商店さんから直接購入)。
• CatLABS X FILM 80 is a traditional, slow-speed, fine-grain, high silver content film, designed for a wide array of shooting conditions.
CatLABS X FILM 80 BW Negative Film (120/4X5/8X10) $5.55
• Following in the footsteps of Kodak’s famous ‘Panatomic-X’ (which was used in Polaroid’s equally famous Type 55 film), CatLABS X FILM 80 brings back a classic touch with its unique look.
CatLABS X FILM 80の現像時間
CatLABS X FILM 80の現像時間、忘れないうちにメモしておきましょう。今回はちょっと禁断の、別フィルム(HP5)と一緒に現像してしまった。。。(-_-;)
CatLABS X FILM 80のメーカー指定現像時間
CatLABS X FILM 80のメーカー指定現像時間は以下の通り。
D-76 / ID-11(20℃):
ISO 80:
• Stock- 9:30 min
• 1+1 – 15 min
ISO 320:
• Stock – 15 min
ISO 800:
• 1+1 – 21 min (results unpredictable)
ホントは15分だけど13分30秒で現像
今回はイルフォードのHP5(メーカー指定の現像時間は13分)と一緒に現像してしまい、実際の時間は以下の通りでありました。
現像:20℃/13分30秒(最初30秒連続、以降10秒撹拌・50秒静止)
停止:30秒ちょい
定着:6分ちょい(現像と同じ要領で)
水洗:1分+QW1分+5分
ドライウェル:1分
ドラマチック!? CatLABS X FILM 80の写り
ではでは、気になる写りはどうでしょう!? ただでさえ低感度のフィルム、現像時間も指定より1分以上短かったので、薄いネガになるかと思いきや・・・。
ドッシリとした濃い黒がドラマチック
低感度ということで、どうやら手振れしまくっている模様(-_-;) 現像自体は1分少なくても問題なかったようでひと安心。ピントがことごとくドコに合ってるか分からないのはいただけません(;^_^A
描写はご覧のとおり、黒が重たくドッシリしていてとてもドラマチック! 気持ちいいくらいの微粒子と豊かな黒、しかも低感度で、これは石とか岩とか木とか風景に良さそうです。
CatLABS X FILM 80で黒猫を撮るのは難しい
せっかくの猫ラベルのフィルム、猫を撮ってみたくなるのが人間というものです。んで、街で見かけた黒猫を撮ってみたところ・・・。
黒猫を撮るのは難しい・・・
豊かな黒で黒猫の美しさを撮れるか、、、そんな腕前は僕にはなかった、そもそもピントが合ってなかった/(^o^)\
目が悪いのかな、老眼なのかな・・・。とにかくCatLABS X FILM 80での撮影はピントが合ってない写真ばかりでありました。あとは手振れ。。。(-_-;) ローライフレックスに早く慣れたいものでございます。。。
以上、CatLABS X FILM 80を使ってみた! なお話でした。描写は好きかも、というのが今回の感想。いかんせん撮影スキルがなさ過ぎたのが残念無念。。。猫ラベルで猫を上手に撮れるようになりたいものでございます。
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