本日はローライフレックスのお話です。ライカM10モノクロームの巻き添えで売り払われてしまったローライフレックス(2.8F)が、う~ん、困った、今恋しくて恋しくてしょうがない。何気にフィルムを通した回数はライカM3以上で、オーバーホールまでして大切にしてきたのに、なぜ売り払い、そしてなぜ今また欲しくなっているのか・・・。その答えを探しにジャングルでも彷徨えばいいのだろうか。
なぜローライフレックスを手放した?
今回の写真はすべてライカM3とズミクロンによるもの(1枚だけローライフレックス御大の写真があります)。そう言えば、一時の気の迷いで売り払っても必ず買い戻す機材にM3とズミルックス35mmがありますな。ローライも、ひょっとしたらそういう機材なのかもしれません。
80mmが長過ぎた
そもそも、なぜあんなに大好きだったローライを手放したのか!? その理由を突き詰めると、金が欲しかった、ではありません(;^_^A
ビューレンズに何やら大きな傷(カケ?)があったのと、テイクレンズのホコリが購入当初から気になっていたというのはありました。ただ、ビューレンズはそもそも写りに関係ないし、テイクレンズのホコリも写真に影響が出ることはなかった。では何でローライを手放す決断に至ったかというと・・・
80mmがどうにも長かった(;´Д`) 小生の貧困な発想が追い打ちのように輪をかけて構図がワンパターンになりがち。真四角写真ならではの難しさから脱却できず、かと言って工夫を凝らす知恵も才能もなく、使用頻度が極度に低下してしまったのが原因でありました。
撮影者の技量と才能のせい? その通りだよ、写真にそれ以外の要素があろうか??
なぜ再びローライフレックスなのか?
あまりに使わなくなってしまい、申し訳なさと罪悪感が増したのでございます。せっかくの世界の宝、僕よりも上手に頻繁に使う人のもとに行ったほうがローライは幸せになるのではなかろうか!? その希望と願いを託し、手放したのでありました。
クセノタールと75mm使ってみたいじゃん?
にもかかわらず、なぜ今再びローライなのか!? 理由は単純明快で、そもそもローライが好き。ハッセルブラッドも使ったことあるけど、ローライのほうが断然自分に合っていると思います。
そしてもう1つの理由が75mmの存在。80mmよりも若干広角のレンズがラインアップされているではないですか。そしてそして、プラナーとはまた違った写りをすると言われるシュナイダーのクセノタール。
75mm、できればクセノタール付きのローライフレックスを使わなかったら死んでも死にきれないような気がしてきたのです。100歩譲ってクセノタールは我慢するとしても75mmは使ってみたい。うむ、凄い正当かつ真っ当な物欲動機に思えてきました。
75mmのローライフレックスは何処?
自分で自分を論破したことに自分を褒めてやりたい。よし進もう、75mmのローライフレックスへの道。だがしかし、ココで問題が。
75mmのローライフレックスはドコ? クセノタールはもっと少ない!?
ざっくりインターネットの海でローライフレックス75mmを検索したところ、マップカメラで数件(中には非常に状態が怪しいのが)出てくる程度。クセノタール付きの75mmはさらに玉数が少ないみたいです。
あれ、ひょっとしてまさかして、状態がそこそこの75mmのローライフレックス、クセノタール付きを買うのってかなり難易度高いとか!?
う~んう~ん、これは困った。ローライフレックス手に入らないのかよ。お盆明け、アカサカカメラさんに聞いてみよっせ(ないと言われる可能性大だけど)。
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