本日は只見線に乗ります。2011年の新潟・福島豪雨で10年以上寸断されていた只見線が2022年10月に全線復旧。ずっと乗ってみたかった只見線を走破してみることにしたのです。
キュンパスで行く冬の只見線の旅
JR東日本の平日限定早割パス「キュンパス」は1万円で在来線はもちろん新幹線まで全部乗り放題という凄いチケット。これを利用しない手はないということで、ライカ片手に飛び出したのでした。
会津若松で食料を調達
片方の手にはキュンパスを、もう片方にはライカを握りしめ、数年ぶりに休日休みをねじ切りねじ込んで家を飛び出したのが前回の記事(⇒参考記事)。
雪がまったくない会津若松の繁華街・七日町(なぬかまち)を歩いて、会津の名物を買い込みます。これから乗る只見線は会津若松から終点の小出まで、なんとビックリ4時間を超える長旅ですから、旅の備えは万全に!
いざ初めての只見線へ
今回が初めての只見線。乗り込むのは会津若松の次の駅、七日町からです。
来た来た、初めての只見線!
七日町で買い物をして待つことしばし。来た来た、遂に来ました、只見線・小出(こいで)行き!
1日にわずか数本しかない電車は、あれあれ学生さん以外の、明らかに平日休みをねじ込んだ勢もしくは毎日が祝日の定年退職勢がたくさん乗り込んでいるではありませんか。座席はほぼ満席で、ボックス席も会津坂下(あいづばんげ)まで空くことがありませんでした。
初めて乗る只見線、初めて見る奥只見の景色
雪不足の影響は、豪雪地帯で知られる只見も例外ではない模様。よく見かける「冬の只見線」は真っ白な銀世界に覆われていますが、今回僕達が見る只見線の車窓はところどころ茶色い地肌が剥き出しの大地と濡れて光るアスファルト。
念願の只見線から見る景色を肴に酒が進んで記憶が飛んでしまいそう。果たして、この景色をどれだけ覚えておくことができるのか、そのためにこのブログは存在するのかもしれません。
終点の小出で、さらば只見線、また乗る日まで
4時間も只見線に揺られていると、陽は暮れ始め、雪は深まり、徐々に人家の明かりが増え始め、そして終点の小出に到着。
酒が進んで半分くらい寝落ちしていた説が有力ですが、何てあっという間の夢の時間だったのでしょう。人生初、ひょっとしたら最初で最後になってしまうかもしれない只見線をライカで記録と記憶に留めることができました。
只見線の記憶をカラーでも
今年の冬はJR東日本の大キャンペーンを駆使して、東日本をいろいろ旅することができました(しかもお得に)。このような機会を利用させてもらえてホント感謝感謝でございます。
只見線の記憶をGRでも
最後に只見線の記憶をGRでも。設定を間違えて、なぜか正方形で撮ってしまい、トリミングした関係で画質が大幅劣化しております・・・。
なぁに、また撮り直しにくれば良いじゃない。再び只見の地に来る理由ができたというものです。次はできれば春か夏の時期、自転車で全線を走ってみたいものだなぁ。
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