本日はレンズのお話。誰が言ったか、ウソかホントか知らないけれど、人は「自分の年齢に近い焦点距離のレンズを選ぶようになる」んだとか。それが証拠か、はたまた偶然か、私も最近は28mmは広すぎて、35mmもまだ広い。50mmくらいが落ち着くなとなっています。という訳で、本日は手元に2本ある50mmのうちの1本、DRズミクロンについて。70年近く前のレンズなのに、ほんと凄いね、ズミクロン。
これが70年前のレンズだなんて
手元にある50mmのうち、1本は最近代替わりしたばかりで、まだまだヤングなレンズのズミルックス。もう1本は1958年製造で、かれこれ70年経っているズミクロンであります。
ズミクロン、よく写るなぁ
んで、このズミクロンがホントよく写る。型落ちしたばかりのズミルックスがその場の空気とうるおいをすくい取るような写りに対し、ズミクロンはただただドライに、目で見たままに記録してくれて、性格がまったく異なります。
70年前のレンズなのでさすがに逆光にはめっぽう弱く、順光でもコントラストは低めなものの、記憶よりも記録のために写真している私には、むしろ最適ピッタリさん。35mmと50mm、どちらも写りはズミルックスのほうが好き(アレ!?w)ですが、ズミクロンに立ち戻ると「仕事頑張ろう」と、なぜか身が引き締まる思いで、シャキッといたします。
いつかはズミクロン35mmのメガネを?
去年2023年のベストバイだったズミルックス50mmは本当に買ってよかったレンズで、あまりに良かったもので、逆にズミクロンの愛おしさが増しました。そうなると俄然気になる存在がありますなぁ。
35mmは「高値」の花だな
ズミクロンと言えば、8枚玉が超有名で、驚くようなプレミア価格で取引されています。M3がメインな自分としてはメガネ付きが狙い目と企んでおりますが、ちょっと手が出ないやねぇ。そもそも出物もないでありましょう、35mmは今ちょっと広すぎに感じるし・・・。
いずれ機会と予算が合いましたら、ということで。
角館はズミルックス1本勝負だったので、次回の旅行はズミクロン1本勝負にしよう、そうしようと思ったのでありました。ズミクロン(も)いいぞ。
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