旅に出るからレンズが欲しくなるのか、レンズが欲しいから旅に出たくなるのか。真実を求めて、取り敢えずレンズを買ってみた。ようこそ、LEICA Summaron 35mm f/3.5 with goggles。
ズマロン三半がありました
35mmのレンズはCビオゴンで終わりにしようと思っていたのに・・・その気持ちとは裏腹に、あらら、手元にはなぜかズマロン三半が。
ズマロン35mm f3.5メガネ付き
近々、短い旅に出る予定がありまして、お供レンズを何にしようか考えたのです。浮かんでくるのは、なぜかズマロン三半ばかり。なぜだろう、ズミルックス3514はあるし、キヤノンレンズ3515もあるし、35mmはCビオゴン買って終わりにしようと思ったのに・・・
なぜか手元にはズマロン三半(メガネ付)が(´_ゝ`)
僕がカメラ始めたときからずっとお世話になっているアカサカカメラさんに素敵なズマロン三半があったから仕方ない。ちょっと調子が怪しいローライフレックスの修理代も、取り敢えず様子見で浮いたことだし、ますますしょうがないのです。
ズマロン35mm F3.5(メガネ付き)について
コロナが終わって旅行解禁ということで、やや広くてやや寄れるレンズが欲しかったのです。それで白羽の矢が立ったのが、2.8ではなく3.5のズマロンでした。
ズマロン35mm f3.5メガネ付きはM5にもM10にもつきます
なぜズマロン三半のメガネかというと、理由は単純。M3について、M5にもついて、さらにM10Mにもついてちゃんとピント連動するから。
特にM5とM10に付けても、無限遠から最短まで全部ピント合わせできるのは有り難い。2.8とも一瞬悩んだけれども、明るい35mmは十分持っているので、階調により定評があるF3.5にしようと端から決めておりました。
ちなみに今回手に入れたズマロン三半(メガネ)は152万台で1957年の製造だそう。我がM3が1959年製なので、まぁ近い。ほぼほぼ同い年でありますな。
ズマロン35mm F3.5(メガネ付き)の試写作例
齢65歳のオールドレンズを、それでは早速に試写してみましょう。ズマロン35mm F3.5(メガネ付き)の作例をどうぞ。
ズマロン35mm f3.5メガネ付き + Leica M5の作例
こちら、Leica M5によるSummaron 35mm F3.5の作例。撮影場所は新宿の思い出横丁であります。
イエローフィルター(Y2フィルター)を付け、スキャン時に“弱”にてアンシャープマスクをかけた影響か、驚くほどシャープでシャッキリスッキリな写真が上がってきました(◎_◎;)
ズマロンと言えば、あふれだすグレーの階調という印象でしたが、今回手に入れたズマロンは(フィルターとスキャン時の設定かもしれませんが)切れそうなほどシャープであります。
ズマロン35mm f3.5メガネ付き + Leica M3の作例
続いてコチラはM3によるズマロン三半の作例。フィルムや現像時間は変えていないので、ここまでコントラストを感じさせるのはフィルターのせいかな!?
何はともあれ、よく写る。とても65年前のレンズとは思えません。こうなると俄然、今度の旅に連れて行きたくなってきます。カメラにレンズ、撮影時間は極少に限られているため、どれを持っていこうか。。。あぁなんて幸せな悩みなんでしょう(*´ω`)
次回行く場所は初めての土地でもあるし、信頼できるM5かなぁ。それともローライとM3で撮影自体を楽しむか・・・ワクワクが尽きません
以上、旅行行くからレンズがほしくなる! ズマロン三半のインプレなお話でした。
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